BS8900 サステナビリティマネジメントの英国規格

BS8900 サステナビリティマネジメントの英国規格


背景


持続可能な発展とは、経済活動、社会的進歩そして環境面の責任への、永続的でバランスの取れたアプローチを意味するようになってきました。持続可能な発展のマネジメントに成功するアプローチによって、継続的な事業の成功を促す、優れた意思決定を行うことが可能になります。どの組織も長期にわたって成功するには、社会面、環境面、経済面のパフォーマンスを全ての経営側面へ統合することが必要です。

BSI(英国規格協会)は持続可能な発展の分野でTechnical Committeeを設立しました。この委員会の主な目的は、一連の規格の開発を通じて組織および個人に、持続可能な発展の戦略とプログラムを策定し、実施するための、明瞭で実用的なアドバイスを提供することです。最初の規格として、BS8900(サステナビリティ・マネジメントのガイド)の開発に着手しました。



サステナビリティマネジメントの新英国規格


BS8900は、組織が持続可能な発展に向けたアプローチを展開するのに役立つよう考案されたものです。この持続可能な発展へのアプローチは進化し続け、常に新しいチャレンジと要求を満たすように適応するものです。この分野の先進的な取組である、SIGMAガイドライン、 GRIサステナビリティ・リポーティング・ガイドライン、AA1000保証基準のコンセプトをベースとして作られました。

この新しい規格は、組織が社会や環境に与える影響を、組織のパフォーマンスを改善しビジネス上の成功を実現しながら、効果的にマネジメントすることを目指しています。



BS8900の特徴


  • 組織の活動が社会、環境、経済に与える影響を考慮しながら持続可能な発展に向けた体系的なアプローチをとることができるフレームワークを提供。
  • 市民団体や労働組合も含めて、あらゆる規模、タイプの組織に適用可能。
  • 社会の期待の変化に組織が適応することを容易に。
  • 組織に既に導入している、公式の規格(ISO14000シリーズの規格など)や民間の規格(GRIガイドライン、AA1000など)との関連付けが可能。
  • 持続可能な発展に関する課題や影響のマネジメントの方法を開発するための、考え抜かれた経路を提示。
  • 組織のステークホルダーに、組織のパフォーマンス改善を評価、保証するための有用なツールを提供。
  • 現在開発中の社会的責任に関する国際規格において、国際レベルのダイアログに貢献。

AccountabilityのCEOで、ISO/SR規格検討グループにもエキスパートとして参加している、 Technical Committee共同議長Simon Zadek博士は、「BS8900は、組織のプロセス、意思決定と行動の統合を容易にすることにより、持続可能な発展という目標を推進するのに役立つだろう。」とコメントしています。